日々野原や空で見つけたものを綴ります
心の野原や空で見つけた本や音楽、絵などのことも・・・
如月の空から
JUGEMテーマ:自然風景


昨日は関東地方にも春一番が吹きました。春はもう、すぐそこまで♪

この2月も、空は様々な表情を見せてくれました。
撮り溜めた写真の中から少しだけご紹介したいと思います。

  

水色の海を泳ぐカメさん。
可愛らしいお顔でしょ?
他の日にも何回か空をゆくカメを見ました。
ゆっくり進みなさいという空からのメッセージでしようか・・・

   

イルカくんもいます。
イモムシくんにも見える・・・お口のあたりからフワ〜っと糸をはいています。

   

こちらは光の噴水 ?
私には、首をすくっと伸ばした鶴か白鳥さんのようにも見えました。

    

朝のぼんやりとした空に現れた、大きなオタマジャクシ。
暖かくなるのを待っています。
それとも、プラチナのスプーン ?
春を一さじ、また一さじと振りかけているのかもしれません。

    

雪もたくさん舞った2月。
くっきりした青空は少なく、こんな鉛色の空が多かった・・・
この日は、急にお日さまが輝き出し、淡い天使の梯子が下りて来ました。

    

時には飛行機も間近に飛びます。
私には飛行機の周りだけ、ほんの少し光って見えるのですが、目の錯覚かしら。
ほんのりと桃色がかった、微妙な色の空でした。

       

遠くに見える山々に雪の残る日も多い2月でした。
でも、その上に見える空は何となくやさしい・・・もうすぐ弥生3月です。

| 16:34 | そら | comments(16) | trackbacks(0) |
フリージア
JUGEMテーマ:花のある暮らし

         100220_1643~001.jpg

暖かな陽射しを浴びて、ベランダのフリージアが咲き始めました。
卵の黄身のようなあたたかい黄色の花。ほんのりと漂う香り。

100223_0957~001_001.jpgいつの間にか葉っぱの間から花芽が上がってきています。フリージアの花の赤ちゃんたち。
この一つ一つが膨らんでいき、やがて色づき、小さな花の蕾になります。
花屋さんで切花のフリージアを買っていた頃には知らなかったこと。
育ててみて初めて分かることが何とたくさんあることでしょう。

100223_0954~001_001.jpg先日は雪の中に埋もれていたスイセン。
少しずつ蕾を開き始めていましたが、今日は満開になりました。
他の蕾もちらほらと覗き始めています。
スイセンのどこか青味がかった黄色が好き。

100223_0954~002_001.jpgチューリップたちも、やっと全員顔を出しました。
葉っぱに紫がかったスジが入っているようです。この模様はやがて消えるのか、そのままなのか・・・葉っぱの成長も楽しみです。
ヨハンストラウス、どんなお花かなぁ・・・球根の袋に写真は付いていたけれど、やはり実物を見なくては。

帰り道、市営プールの横に、たくさんの菜の花を見かけました。
民家のお庭には、錦糸卵のようなマンサクの花も。
タンポポも二つ、三つと。
真冬に見かけたものよりも、少し背が伸びていました。

黄色のお花が増えてくると、いよいよ春はすぐそこに♪


| 17:08 | ベランダ | comments(14) | trackbacks(1) |
絵本の世界
JUGEMテーマ:散歩

以前から絵本が好きでしたが、このところ図書館へ行くと児童書コーナーで和んでいます。
特に気に入ったものがあれば借りてくることも。
そんな絵本の中の1冊が『ぼくは ぼくの ほんが すき』
特別に設けられたコーナーに、表紙が見えるように飾られていました。普通の書架に並んでいたら、気がつかなかったかもしれません。その中のあるページに、キノコを椅子にして動物たちがお茶会をしている場面があります。やさしい色合いの絵を何回も見ているうちに・・・このキノコ、何だか気になる・・・そして、思い出しました。

100122_1236~001.jpgこれです。
隣町の小さな公園にあるキノコ。
屋根と椅子になってます。
かつて娘たちが幼い頃、1回か2回行っただけでしたが、まるでおとぎ話の世界のようで、頭に残っていたのでした。
今回、行ってみたら、思っていた以上に可愛らしい色と姿。
この椅子にウサギやキツネが座っていたら楽しいな〜。 カタツムリやノラ猫さんなら、本当に座っているかも?!

まだ寒い毎日ですが、この頃小鳥のさえずりをよく聴くようになりました。
冬、小鳥、というと浜田広介の「むく鳥のゆめ」を思い出します。昨年、ポプラポケット文庫を買ったので、開いてみました。先ず「むく鳥のゆめ」を読み、当然「泣いた赤おに」も読みました。
続いて「りゅうの目のなみだ」と読み進みます。竜の涙が川になり、その川を下るうちに竜は船になるのです。その挿絵を見ていたら、やはり思い出しました・・・

091225_1231~001.jpgそれはこれです。
たまに散歩する比較的大きい公園。
船の形の遊具であり、オブジェでもあり、中には座るところがあります。
子どもたちは自由に想像して、いろいろなごっこ遊びに使っているようです。

キノコのベンチも竜の船も、他では見たことがありませんが、遠くのどこかの町にはあるのでしょうか?
いろいろな公園の、ちょっとした珍しいもの、巡ってみたい気がします。

091230_1417~001_001.jpgこれはお散歩中に見つけた建物。
周りにはフェンスがあるので近づけません。なんとも不思議な形。
ミヒャエル・ゾーヴァの絵にありそう。
窓のようなものもあるけれど、中は見えません。
ぐるりと回ってみたら、門があり、浄水場だと分かりました。
そばにはもう一つ円筒形の小さな建物もあり、ここだけ異空間のようでした。
100130_1354~001_001.jpg
浄水場のそばには、こんな可愛い道も。
お花模様が続いています。
実はブロック塀の影。
晴れた日にしか出現しないフラワーロードです。

絵本のような世界は、意外と身近に・・・♪♪


| 19:43 | あれこれ | comments(12) | trackbacks(0) |
ロゼット&ハート
JUGEMテーマ:おでかけ・散歩

100129_1251~001_001.jpg東京の冬は「青空に真っ白い富士山」が定番なのですが、ここ1週間ほど雨や雪、曇の日が続いています。今朝も霙混じりの冷たい雨でした。
先日の日曜日だけは、ほんの少しの間、青い空が覗きました。
それっとばかりに多摩川へ。
ぼんやりとした大きなカメのような白い雲。川原には柴犬の毛並みのような枯れたススキ。
水量が思いのほか多く、川は豊かに流れていました。川原には、年配のご夫婦連れと私だけ。近くの藪では少年たちが何やら秘密基地のようなものを作っているよう・・・。
風は冷たいけれど、の〜んびりしていい気持ち。

静かです。聞こえるのは川の水の音。そして、運動広場で行われているサッカーや野球大会の微かなざわめきだけ。
冷たい空気を深く吸い込むと、冬という季節が私を透明にしていくようです。

091208_1120~001_001.jpg湖のようだなぁと思いながら川原を歩いていくと、ロゼットがあちらこちらに見つかりました。
ロゼット(rosette)は小さな薔薇の意。
越年草・多年草の越冬の姿です。太陽の光を効率よく浴びるために、地面に葉を放射状に広げています。野原ではよく見かけますが、川原にもあるのですね。
何の植物でしょうか・・・このあたりに咲いていたマツヨイグサ? 色付いたものは花のようにきれいでした♪

100215_0838~001.jpgロゼツトを探しながら歩いていたら、小さな石に目が引き寄せられました。
まぁ、ハートの模様 !
左右対象ではありませんが、かなりクッキリと。
しかもハートの上方には半透明の薄いピンクの石がはめ込まれています。
すぐそばにはグリーンのガラスが滑らかになったものも。

この日はちょうどバレンタインデー。
多摩川から思いがけない贈り物をいただきました。
 
| 15:46 | のはら | comments(19) | trackbacks(0) |
春の兆し
JUGEMテーマ:花のある暮らし

100212_1108~001_001.jpg昨夜の雨が上がったかと思っていたら、またチラチラと雪が舞い始めました。
積もることは無さそうですが、寒い一日です。
ベランダの鉢も湿っていて、昨日、今日と水遣りの必要がありませんが、一つ一つの鉢を見てまわります。
イチゴの花が咲いていました !
秋に無人売店で苗を購入してきたもの。

100212_1107~001_001.jpgスイセンの蕾も少しだけ膨らみ始めています。
これは去年、花が終わった後、そのままにしておいたもの。
放りっぱなしにしておいて大丈夫とアドバイスをいただき、その通りにして待っていました。
一度はカタバミに埋め尽くされていましたが、晩秋には新しい芽が。
そして、ちゃんと花も・・・♪

100126_1414~001_001.jpg淡い薄紫色のニオイスミレも真っ盛り。
一重で濃い紫色のもきれいですが、八重咲きのこの子はとても可愛らしい。
茎ごと切って水に挿しておくと、いつの間にか根が出ていることもあります。
可憐な姿なのに生命力はとても強い。

100212_1204~001_001.jpgこちらはローズマリー。
青紫の花が一般的ですが、このようなピンクに近い明るい紫色のもあります。
ごく小さい花ですが、見れば見るほど複雑な形。
香りは青紫色のものと殆んど同じですが、こころなしか優しいような気もします。

100208_1425~003_001.jpgこれは我が家のベランダではありませんが、先日散歩中に見つけました。
何と、もう、馬酔木の花が !
まだ、所々に先日の雪が残っている中に、鈴なりに咲いていました。
そこだけが、もう春のよう♪
アセビ(アシビ)は昔から日本にあり、和歌などにも詠まれている花ですが、英名は「ジャパニーズ・アンドロメダ」というそうです。
アンドロメダ ! アンドロメダ銀河?それとも、ギリシア神話に出てくる美しい女性?
いずれにしても、英名を数年前に知って以来、この花が、よりキラキラ輝いて見えるようになりました。
 
| 16:03 | ベランダ | comments(16) | trackbacks(0) |
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