久しぶりに畜産試験場を散策してきました。
この前行ったのはいつかしら・・・しばらくご無沙汰していたのは確かです。
コスモスが満開だったことは覚えているけれど、トウカエデの紅葉のピークは見逃してしまいました。
今ではたくさん積もっていた落ち葉もすっかり地面の一部となって、その上を牛たちがのんびり歩いたり、寝そべっていたり。
前回訪れた時は、小さかった2頭の牛。肩をくっ付けあってじゃれながら歩いたり、走ったりしていたけれど、今は身体も少し大きくなり、落ち着いてきました。人間で言うなら、小学生から中学生になったという感じです。でも、もちろんまだ子牛ならではの愛らしさがありました。
枯葉のカーペットはあったかいですか〜?
柵で仕切られたとなりのスペースには、やはり2頭の牛。こちらも大人にはなりきっていないように見えます。先輩格の高校生といったところでしょうか。
つかず離れずという位置に仲良く並んでいます。
「仲良きことは美しきかな」
何を思っているのでしょう・・・満ち足りたその様子は、見ているこちらの気持ちまで、まあるくやさしくしてくれます♪
牧場の裏手にある「虔十公園林」にも行ってみました。
宮沢賢治の童話から勝手に名付けたスギの植林地です。
初めて見た時は本当に小さな苗だったのに、今は私の背をはるかに超えています。
こちらはその後に出来た第二「虔十公園林」
青い影がきれいです。1本の苗木にはひとつの影。1本1本の枝にもそれぞれの影・・・当たり前のことではあるけれど・・・
そして、何と第三の・・・!
銀色のシートが雪のようです。まだ細く、か弱そうにも見える苗木ですが、3年も経つと私の背を超えることでしょう、第一の「虔十公園林」のように。
そして、これらの苗木たちはやがて童話の終わりの部分のように素敵な林になるのかもしれません。
「全く全くこの公園林の杉の黒い立派な緑、さはやかな匂
そして林は虔十の居た時の通り雨が降ってはすき透る