2008.08.29 Friday
心の中で続く旅
昨夜の雷雨は今まで経験したことがないほど激しいものでした。明け方近くになってやっと静かになり、6時頃には青空も・・・久しぶりでした。
思えば先週鳩ノ巣に行った翌日から、ずっと雨が降ったり止んだりの1週間でした。その間、いつもの暮らしを続けながらも、様々な山水画に渓谷の風景を見つけたり、出会った植物について調べたり、心の中では小さな旅が続いていたような気がします。
鳩ノ巣渓谷で見かけた花は、それほど多くありませんでした。前の記事の最初に載せた黄色い花が最も多く咲いていましたが、キンミズヒキでしょうか。普通のミズヒキはタデ科ですが、こちらはバラ科です。
駅から川へ向かう道で出会ったのが、この白い花。
一見目立たない可憐な花ですが、近くで見ると結構きらびやか。
これはもしかするとセンニンソウ?と思いましたが、調べてみるとボタンズルという植物のようです。同じキンポウゲ科センニンソウ属ですからよく似ていますが、こちらの方が華やかに見えます。
山水画のような景色に仙人草だったらピッタリだったのですけれど。
次に見つけたのも白い花。こちらは近くで見ると蝋のような質感。花のような蕾のような、何となくハッキリしません。少し離れた道端にあったものは、まばらに咲いた花に混じって青い実がついていました。
今までに一度も見たことのない植物でした。
帰宅してから図鑑で調べ始めましたが、取っ掛かりがありません。
我が家の「生き植物図鑑」(夫)もお手上げ状態。
葉っぱの感じからユリ科を調べましたがありません。
そうだ、青い実が生っていたっけ・・・花ではなく実の方で調べていくと、ありました! ヤブミョウガ。
ミョウガはショウガ科。ヤブミョウガはツユクサ科で関係はありません。葉の形が茗荷に似ているためこの名がついたそうです。
初めて見る花が続いた後、川沿いの道を行くとお馴染みのタマアジサイが迎えてくれました。
淡い薄紫の、とても優しげな花です。青梅に来るまでは、その存在すら知らなかったけれど、多摩川の上流や御岳山にはたくさん咲いているので、今ではすっかり仲良しに。タマアジサイの名は、蕾がしっかりした苞(ほう)に包まれ、大きなまるい形になることから。
画像は、その苞が開き始めたところです。咲くとガクアジサイのような感じになります。まだ蕾の状態のものがたくさんありましたので初秋の頃まで楽しめそうです。
渓流沿いの大きな岩の間に、こんな小さな花が咲いていました。よく見なければ通り過ぎるところでした。
これも初めて出合った植物で、なかなか名前が分かりませんでしたが、図鑑をパラパラとめくっていたら偶然に発見! イラクサ科カラムシ属のコアカソ、あるいはクサコアカソのようです。
妙な名前のようですが、アカソは赤麻と書き、その仲間の小赤麻、草小赤麻という訳です。古代からその繊維を利用して人々は衣服などを作ってきたそうです。
この小さな花はモールで出来ているよう・・・ちょっと「キモカワイイ」感じです(?!)
渓谷を散策しているうちにお昼になりました。鳩ノ巣小橋のすぐ横に素敵なお店があったので、そこでランチをいただくことに。
入り口ではウサギがお出迎え。あたりには美味しそうな匂いが漂っていました。お店の名前は「ギャラリー・ぽっぽ」
窓側の席からは渓谷の流れと緑が見渡せます。美しい景色の中で、有機野菜たっぷりの美味しいお昼ご飯。食後は店内に飾ってある作品を見たり、本棚にある絵本などを読んでゆったり過ごしました。
ここで素敵な一冊の本と出会ったのですが、それについては、またいつか・・・
小さな旅は心の中で、さらに続いていくようです♪
思えば先週鳩ノ巣に行った翌日から、ずっと雨が降ったり止んだりの1週間でした。その間、いつもの暮らしを続けながらも、様々な山水画に渓谷の風景を見つけたり、出会った植物について調べたり、心の中では小さな旅が続いていたような気がします。
鳩ノ巣渓谷で見かけた花は、それほど多くありませんでした。前の記事の最初に載せた黄色い花が最も多く咲いていましたが、キンミズヒキでしょうか。普通のミズヒキはタデ科ですが、こちらはバラ科です。
駅から川へ向かう道で出会ったのが、この白い花。
一見目立たない可憐な花ですが、近くで見ると結構きらびやか。
これはもしかするとセンニンソウ?と思いましたが、調べてみるとボタンズルという植物のようです。同じキンポウゲ科センニンソウ属ですからよく似ていますが、こちらの方が華やかに見えます。
山水画のような景色に仙人草だったらピッタリだったのですけれど。
次に見つけたのも白い花。こちらは近くで見ると蝋のような質感。花のような蕾のような、何となくハッキリしません。少し離れた道端にあったものは、まばらに咲いた花に混じって青い実がついていました。
今までに一度も見たことのない植物でした。
帰宅してから図鑑で調べ始めましたが、取っ掛かりがありません。
我が家の「生き植物図鑑」(夫)もお手上げ状態。
葉っぱの感じからユリ科を調べましたがありません。
そうだ、青い実が生っていたっけ・・・花ではなく実の方で調べていくと、ありました! ヤブミョウガ。
ミョウガはショウガ科。ヤブミョウガはツユクサ科で関係はありません。葉の形が茗荷に似ているためこの名がついたそうです。
初めて見る花が続いた後、川沿いの道を行くとお馴染みのタマアジサイが迎えてくれました。
淡い薄紫の、とても優しげな花です。青梅に来るまでは、その存在すら知らなかったけれど、多摩川の上流や御岳山にはたくさん咲いているので、今ではすっかり仲良しに。タマアジサイの名は、蕾がしっかりした苞(ほう)に包まれ、大きなまるい形になることから。
画像は、その苞が開き始めたところです。咲くとガクアジサイのような感じになります。まだ蕾の状態のものがたくさんありましたので初秋の頃まで楽しめそうです。
渓流沿いの大きな岩の間に、こんな小さな花が咲いていました。よく見なければ通り過ぎるところでした。
これも初めて出合った植物で、なかなか名前が分かりませんでしたが、図鑑をパラパラとめくっていたら偶然に発見! イラクサ科カラムシ属のコアカソ、あるいはクサコアカソのようです。
妙な名前のようですが、アカソは赤麻と書き、その仲間の小赤麻、草小赤麻という訳です。古代からその繊維を利用して人々は衣服などを作ってきたそうです。
この小さな花はモールで出来ているよう・・・ちょっと「キモカワイイ」感じです(?!)
渓谷を散策しているうちにお昼になりました。鳩ノ巣小橋のすぐ横に素敵なお店があったので、そこでランチをいただくことに。
入り口ではウサギがお出迎え。あたりには美味しそうな匂いが漂っていました。お店の名前は「ギャラリー・ぽっぽ」
窓側の席からは渓谷の流れと緑が見渡せます。美しい景色の中で、有機野菜たっぷりの美味しいお昼ご飯。食後は店内に飾ってある作品を見たり、本棚にある絵本などを読んでゆったり過ごしました。
ここで素敵な一冊の本と出会ったのですが、それについては、またいつか・・・
小さな旅は心の中で、さらに続いていくようです♪
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