2008.02.28 Thursday
まだまだ・・・
少し前から春一番に咲く桜として「河津桜」が新聞やTVのニュースとしてとり上げられています。
当市にも、広い公園の一画にこの桜が植えられています。この子たちがいつ頃ここへ来たのか・・・それほど前ではないのは確か。背もまだ低く、蕾などがよく観察できます。向かって左は一週間前。右は本日。これは最も膨らんでいたもので、ほとんどが固いままです。来週はどうなっているでしょう? 楽しみです。
こちらは梅。一昨日の午後、福生神明社という所に行ってきました。ここは菅原道真公も祀られているため、十年程前から梅の植栽に力を入れ始めたそうです。
今年は寒いせいか、ここの梅もまだ本当に咲き始めたばかりでした。
芭蕉の句碑のそばに何輪か咲いていた緋紅梅。満開よりかえって趣があるかもしれません。句は「春もやや けしきととのふ 月と梅」
真ん中は「春日野」という種類。梅のお手本のよう。実家の家紋は梅鉢なのですが、ちょうどこんな感じです。まるい蕾がついている様子も可愛らしい。
右の梅には「青軸」という名札がありました。全体に薄緑がかっていて、すっとした雰囲気です。大部分の梅は女性らしさを感じさせますが、この梅は男の子でもいいかなと思いました(笑)
境内には、この他に、思いのまま・白加賀・楊貴妃・見驚などの梅がありましたが、どれも蕾・・・ただ、1本の枝垂れ梅だけが満開に近い状態で、よい香りを放っていました。
ここでさえ咲き始めの状態ですから、青梅の梅の郷は半分眠っているくらいかもしれません。梅の香りに包まれるのはまだ先のことになりそうです。
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