日々野原や空で見つけたものを綴ります
心の野原や空で見つけた本や音楽、絵などのことも・・・
飯山だより
070526_1420~01.jpg昨夜、2泊3日の移動教室の引率を無事終え、夫が帰宅しました。
写真は北竜湖。宿泊している戸狩とは飯山線をはさんで反対側にあり、近くには野沢温泉、小菅神社などがあります。
少し足を延ばせば阿弥陀堂も・・・
映画 『阿弥陀堂だより』 の舞台となっている所です。
(本日午後9時、ちょうど衛星第2で放映されますので、興味のある方はどうぞご覧になってください。)

農業体験学習1日目は雨でした。カッパを着て田植えをした班もありましたが、多くは民宿で、農家の方から草履作りなどを教えていただいたようです。
2日目、3日目は好天に恵まれ屋外での農作業に汗を流したそうですが、強風が吹き、黄砂が舞ったとのことでした。
ほんの3日間とはいえ、生徒さんたちはきっと新しい何かを掴んでくれたと思います。
心の中も耕し、それぞれの小さな種を蒔いたことでしょう・・・

070528_1100~001_001.jpg 今回のお土産は栃餅、採れたてのアスパラガス、蜂蜜です。
 蜂蜜は菜の花のハチミツ。(飯山は菜の花の名所です)
 レンゲ蜂蜜などに比べると、明るい色です。
 いかにも菜の花から生まれた感じ・・・ミツバチさん、ご苦労様でした。
 覚えている限りで、一番幼い頃の夢、それは、養蜂家になって花から花へ旅
 をすることでした。何かそのような蜂飼いのお話でもきいて影響されたのでし
 ょうか。

家族はそれを知っているので、何かお土産をという時、そこにしかない蜂蜜があれば、買ってきてくれるのです。
蜂蜜の金色の輝きを見ると、私のもとに届くまでの旅路を思い、何だかうっとりしてしまいます。
| 16:56 | くらし | comments(16) | trackbacks(0) |
飯山の朝
070526_0536~01.jpg朝の5時半頃、突然、「野に咲く花のように♪」のメロディーが・・・
Eメールの着信です。
Gacktの曲ですが、オルゴール音になると、とても可愛らしい。もしかすると元の曲より、クラシカルでステキかも?(笑)
 
「おはよう。静かな涼しい朝、燕が飛んでいます。」
という短いメッセージに画像が添付されています。
昨日から移動教室の引率で長野県飯山市に行っている夫からのものでした。
東京でも、昨日の雨に洗われて、木々の香りが大気の中に満ちているのですから、自然がたっぷり残された飯山では、どれほど気持ちの良い朝でしょうか。

ルピナスの花も豆科のいい香りです。_001.jpg 2時間くらい経った頃、花の画像が送られてきました。
 「ルピナスの花も、豆科のいい香りです。」
 というメッセージとともに。

 ルピナスっていうんだ・・・この辺りではあまり見かけな
 いし、私は名前も知らなかったのです。

調べてみると、花の色は様々で古代エジプト時代から栽培され、食用、石鹸、薬草、牧草と生活の中で使われてきたようです。
藤に似た花が逆さに咲くので「昇藤(のぼりふじ)」ともいうそうです。
豆科のお花が大好きな私。
ルピナスはどんな香りなの? 他の色のもあるの? 何か目的があって栽培しているの?・・・
明日、帰宅したら訊いてみたいことがいっぱいです(笑)

| 17:21 | のはら | comments(6) | trackbacks(1) |
光の輪
070522_1111~001_001.jpg多摩川の川原を散歩しました。
ここ青梅は、多摩川が市内を西から東へと流れています。
山間から平地まで、その表情は多彩です。
私が知っている多摩川の一番西は、鳩ノ巣駅(可愛らしい名前でしょう?)。
そこは渓谷で、川幅は狭く、流れも速い。
一昨日訪れたのは、市内では最も東の地点で、草原の中を流れています。
ここを過ぎると、お隣の羽村市に入り、川幅はしだいに広くなっていきます。
 070522_1112~001_001.jpg
川の近くにはテニスコートや広い芝生がありますが、人影はまばらです。
流れのすぐそばには、あまり背の高くない木が一本だけ立っていました。
遠くからも見えた白い花はマーガレットでした。葉の濃いグリーン、花弁の白、芯の黄色という取り合わせが爽やかです。この花を見ると、ハキハキした賢く明るい少女のようだといつも思います。
我が家のベランダは、なかなか眺めがいいのですが、360度ぐるりと見渡すことはできません。
やはり戸外の広々とした所へ来ると、空の広さに圧倒されます。
その空を、鳶が円を描きながらゆっくり上昇していきました。

070522_1131~001.jpg その鳶の姿を目で追っていくと・・・
 太陽のまわりに輪が!
 よく見ると虹色をしているようにも・・・
 
 日暈(ひがさ)というのでしょうか。
 今年はこの現象を例年よりよく見かける気がします。 
 これは薄いベールのような雲が太陽の下に広がった時
 に見られるのだそうです。
 
 「日暈が出ると雨」という諺があります。
 暈が現れた翌日に雨が降った確率は、ある調査によ
 れば60〜80%となっているそうです。
 今回は昨日も今日も良い天気で、当たらなかったよ
 うですね。
 
日暈は帰るまで、消えませんでした。
不思議な光景をずっと見ていたいと思いましたが、真昼の太陽を見ているとクラクラ・・・
野の草花を見たり、遠景の青空と雲を見たりしながら、時々、真上に広がる虹のような光の輪を楽しみました。
 
| 17:07 | そら | comments(5) | trackbacks(1) |
池のまわりで
070520_1003~001_001.jpg 朝から素晴しい青空。
 雲も次々と生まれては消え、楽しませてくれます。
 「ジュンサイ公園」へ行ってきました。
 ジュンサイ? 調べてみると、その花は紫紅色で、花期は夏らしい。  
 白い花も、葉も、どう見ても睡蓮なのですが・・・
 もしかすると、ジュンサイも混ざっているのかもしれませんね。
 池の周りでは、たくさんの小さな蛙クンに会えました。


070520_0954~001_001.jpgジュンサイ公園から坂道を登っていくと、木洩れ日が綺麗でした。雨後のせいか、空気の中には、木の香りがいっぱいです。

グランドではサッカー大会が開かれていましたが、周りの遊歩道は別世界。
木陰の小路は、昨日の雨で、黒くしっとりと濡れています。
そこに木の枝の影や、無数のまるい光が・・・モノクロームのフランス映画といった趣でした。

さて、道の先に待っているのは・・・

070520_0944~001_001.jpgアンネの薔薇です!
この前、見にきた時はまだ小さな固い蕾でしたが、今日は満開でした。
この薔薇は、以前にも書きましたが、『アンネの日記』で知られるアンネ・フランクゆかりの薔薇です。彼女の隠れ家に咲いていた野バラを改良し、平和を願って世界中に広まっているそうです。
このことを知って、私は葉祥明さんの絵本も購入しました。
とても美しい本です。

冬は短く剪定され、どうなってしまうのか少し心配だった薔薇に会えて、つい微笑んでしまう帰り道でした。

| 17:26 | のはら | comments(12) | trackbacks(0) |
小さな果樹園
070512_0619~001_001.jpg1月にご紹介しましたアボカドの種、冬の間は眠っていたようですが、春になるとぐんぐん成長。先ず根が出て、次に芽らしきものが伸びてきました。
ビックリしたのは、その形! まるで花のようです。
今までも幾つかアボカドの発芽を見てきましたが、こんな形のは初めてです。
これは本当に「新芽」なのかしら?
小さな緑の双葉というのがこれまでの普通の姿・・・
アボカド栽培で検索してみましたが、こんな白い花のような芽の写真も、解説もありません。
花びらのように柔らかいわけではなく、まるで消しゴムのような手触り。

070426_1715~001_001.jpg1週間程前に、ピンポン♪「お届け物です!」
心当たりは何も無いのに・・・ドアを開けると、トマトの苗4本が。
懸賞に当たったのでした!
毎年、ミニトマトの苗を見かけると、一つか二つ買ってきて育てていますが、今年はまだでした。ちょうど良かった!
これはKAGOMEが独自に開発した「凛々子(りりこ)」という品種だそうです。
10号鉢4個と土の用意が大変でしたが、夫と二人で先日植えました。

070516_0912~001_001.jpg この子たちは冬至の翌日、埋めてみた柚子です。
 冬至の柚子湯に使うとき、数個取り除いておいた種です。
 一つくらい芽が出たら楽しいなと思っていたのですが・・・
 これらが大きくなって実を付けるのはずい分先のことでしょう。
 私はおばあさんになっているかも(笑)
 でも、いいんです。もしその頃まで神さまが生かして下さっていたら・・・
 ターシャさんのように「今がいちばんいい時よ」と微笑みたいと思います。

070516_0911~001_001.jpg これは何年か前に発芽して、スクスク成長した枇杷。
 今年はあまり結実しませんでした。
 枇杷の花には毎年、蜜蜂がどこからともなくやってきます。
 今年は、そのかわいい姿をあまり見かけませんでした。
 蜜蜂が受粉のお手伝いをしてくれていたのでしょうか。
 働き者さんたちが少なかったため、実も・・・?
 もう少し熟したら、一つ一つを大切に味わいます♪

トマトは約半年くらいのお付き合いなので、その間の世話だけですが、他は長い関わりをもつことになります。いろいろな果実をいただいて、その種を見ると埋めてみたくなります。が、責任を持って世話できるかと考えるとそうもいきません。
ひろーい土地があったらいいなぁと夢見つつも、この小さな小さな果樹園(笑)に満足している私です。

| 17:15 | のはら | comments(6) | trackbacks(0) |
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